~前回(パート1)のあらすじ~
ヒルクライムの自己ベストを更新したことで晴れてビンディングシューズ導入を検討することを許された私。改めて自分のライドの特徴を整理してみると2つ穴タイプが良さそう。数あるシューズの中から見た目と価格のバランスを熟考の末ようやく「これだ!」という一足に出会う。しかしそこへ突如現れた数々のイケメン3つ穴タイプ達により道具選びは振り出しに。ついにはビンディング不要論まで漂い始めいよいよ混迷極まれり。はてさてどうなるビンディング選び…
からのパート2です。
結論から先に。
ビンディングシューズを買いました。
この記事では、
・私が買ったシューズ
・なぜそれにしたのか?
・トレードオフで受け入れたデメリット
について書き残しておこうと思います。
どこの誰がどの靴買ったか
それは超どーでもいぃ話ではあるが、パート1があるのでその流れで一応てことで。
実はこの記事の執筆時点でおよそ1年、約3000㎞をこのシューズで乗ってきました。
それまで長年フラットペダルでスポーツバイクに乗り続けてきた人が、
ロードバイク + ビンディング
で、およそ1年乗ってみてどうだったか?については下記リンクから別記事へどうぞ。
ビンディングを初めて導入しようと検討している人にとってはこっちの方が参考になるかもね。
下記クリックで好きな項目へ移動
私が買ったシューズ
私が買ったシューズはこちらです。
ブランド:fi’zi:k
モデル:TEMPO R5 OVERCURVE
3つ穴タイプです。
はい、結局、3つ穴タイプにしました。
理由は後述します。
私がこれを買ったときの定価はたしか18000円くらいだったと思います。
今(2022年2月時点)は税込み定価22000円だそうで。えらい値上がりしました。
私は特価で12000円くらいで買えたのでラッキーでした。
なぜこれにしたのか?
なぜこのシューズにしたか?
その理由は主に3つです。
理由としての優先順位が高い順に述べてみます。
①予算内に収まったから
まず第一に、
予算内に収まったから
です。
これはもう切実で現実的でもっともな理由です。
予算の設定の仕方はピッタピタというよりは若干の幅を持たせてのことではありますが、
やはり大きくそれを超えるものは問答無用で無視ですね。
『え、シューズ5万?なんや意外と安いな』
とかいう人には関係ありませんね。
しかし一般庶民は、まずこれを設定しないことには道具選びが決着しません。
これはあくまで私にとってのことですが、
正直、靴に12000円は決して安くありません。むしろ高いほう。
それでもこれに決めたのは、
定価およそ18000円のものがそこまで安く買えたという、
いわゆるお得感てのもあって。
できれば10000円以内に収めたかったけど、まぁ12000円なら少しだけがんばろかなって感じ。
まぁこの辺の話はホントどうでもいいですね。次行きます。
②カッコイイから
次に、
カッコイイから
です。これ超大事ね。
このシューズをカッコイイと思うかどうかは人それぞれですが、私はもう超カッケーて思てしまいました。
このブログでは何度も書いていることですが、
趣味に使う道具は気に入らないと絶対ダメで、
気に入るためには見た目もかなり重要です。
白は汚れが目立ちそうだけど、
かえってそれが手入れするきっかけになったりするので、悪いことばかりではありません。
このカラーが結果的にバイクとマッチすることになって、
さらにテンションをブチ上げることに。
あとこれはちょっと機能的な要素も含みますが、
BOAダイヤルが良かったんです。
見た目的にいかにもハイテクなサイクリングシューズって感じがするし、
何より楽だよね。
めんどくさいのはイヤ。楽なのがいぃ。
めんどくさいとそれだけで履くのが嫌になって、履くのが嫌だと走りに行くことすら億劫になってきそうじゃない。
どこにどれだけの手をかけるか、それはみんなそれぞれ考えたらいいんでしょうけどね。
話が完全に脱線する前に次行きます。
③ペダルとの一体感
理由としては①と②でほぼ終わっていますが、他に挙げるとしたらこの、
より強いペダルとの一体感
ですね。
“より”というのはもちろん、2つ穴タイプと比較してって意味です。
ただし私はビンディング未経験者なので自らの経験に基づいているわけではなく、一般的にそうだということです。
シューズ(クリート)とペダルの接着感てところでは、
2つ穴タイプが点で接しているのに対し、3つ穴タイプは面で接しているとかなんとか。
フラットペダルからの切り替えなので、どうせならより、
「靴とペダルがくっついてるってのはこういうことかー!」
を味わえるかな?
と思ったから。
引き足っていうのもちょっと興味ありました。
引き足はね、フラットペダルでも感覚を養うことはできるんですよ。
もちろんダイレクトにペダルを引き上げることは不可能なんですけど、
引き上げる際にペダルへ荷重しないようにフッと抜く感覚ですね。
多分この感覚はビンディングとさほど変わらないんじゃないかな、と思っていて。
引き足っていってもマジでグイって引っ張り上げてるわけではないだろう、って想像で。
そういう、フラぺで養った感覚でもって、今度それがビンディングシューズなった時に実走でどういう変化があるのかな…
ってのは興味あったんですよね。
上の方で書きましたけど、この辺実際どうだった?ってのは別記事上げますので、よかったらそちらをご参考ください。
さて、
今回このビンディングシューズを購入した理由はこんなもんですね。
トレードオフで受け入れたデメリット
それでは最後に、
2つ穴タイプではなく3つ穴タイプを選んだことで受け入れなければならなかったデメリットを。
それはやっぱり、
歩きづらいこと
ですね。
“歩く”ことを優先させる場合は2つ穴タイプがよろしいかと思います。
2つ穴タイプすらも履いたことが無い私ですから比較検証できませんが、一般的にそうだからということです。
パート1で自分のライドの特徴を振り返ってみた時に、ひとたびライドに出かけると自転車から降りてウロチョロすることも結構あるってことが分かりました。
それなのに比較的歩きにくい3つ穴タイプにしたのは、
「今日はウロチョロするな」
という日はウロチョロする時だけ別の靴に履きかえればいいかな、と思ったからです。
荷物が増えるのは好ましくありませんが、
ライド毎回ウロチョロするわけではないし。
であればその時はその時、と割り切ればいいかなとか。
そうなってくると、じゃぁその替えの靴を持ち運ぶのはどうやってやる?
っていうのを考えるのもそれはそれで楽しいかなとかね。
ってか替えの靴って…どうしよ…
軽くてコンパクトでカッコいいやつがいいよなぁ…ってマジで勘弁してくれ。
「歩きづらい」
この点はホントに悩みましたが、断腸の思いで受け入れました。
くどいようですが、
実際使ってみてこのあたりどうだったか?については別記事で書きますね。
まとめ
さて、ビンディングシューズ選びはこのパート2まででなんとか決着しました。
『まぁいいやとりあえず買ってみてダメなら次買い替えよう』
というスタンスがとれる人は、
あれこれ悩まずとりあえず買ってみてビンディングがどういうもんかをまずは体験し、
そこからより自分に適したものを試しながら最適解を模索していくのが幸せな方法かなと思いますね。
しかし実際には、そういう人は少数派だと思います。
シューズってまぁまぁ高いし、もれなくペダル購入も付随しますからなおさらです。
ほとんどの人が、限られた資金で最大限に納得できる一手に頭を悩ませることになるでしょう。
それはそれで楽しいんですけど。
どれだけウキウキワクワク自転車を楽しめるか
これだけは絶対に外せないポイントじゃないでしょうかね。
( ゚д゚)ノシ サラバジャー