27.5インチ(650B)スリックタイヤのラインナップまとめてみました

従来26インチしかなかったMTBのタイヤサイズに29インチが加わったのが2011年頃。

そして2013年頃からさらに27.5インチが加わり、

そのまた数年後に今度は27.5+とか26+なんてサイズまで加わって、

なんやかんやで現在(2018年)の主流は27.5インチという意見が多いかな?どうでしょう?

ただし一口にMTBと言っても競技種目がたくさんあって、用途によってこっちの方が使いやすいとか、いやいやこっちだとかいろいろ意見があって、

一概に全部まとめてこれが一番!と決めるのはなかなか難しいようですね。

もっとも、一般ピーポーが林道に突っ込んで遊ぶ程度の使い道ならそんなに深く考えるものではないかもしれませんが。

ただ、現在のスポーツバイクメーカーのカタログをのぞいてみると、MTB完成車で27.5インチを装着したモデルが多いのは事実です。

必然的にそれに応じてタイヤやチューブ、その他周辺パーツのラインナップも充実していくものです。

さて過去記事で、まんまと27.5インチを掴まされた(というと語弊があるかもしれませんが)私のMTBリジッド化などをご紹介しましたが、

今回はそのポイントの一つになる

タイヤについてです。

27.5インチ、いや650B
正確に言うと“ETRTO584”のスリックタイヤは、私がメリダ号を購入した頃はラインナップがとても少なかったのですが、近頃はぼちぼち増えてきた感があります。
タイヤ幅にも選択肢が増えました。

まぁ選択肢が多すぎるのもそれはそれで悩みなんですがね。

そこで、
単に新しく27.5スリックタイヤを交換するのに商品をお探しのにはもちろん、
27.5のMTBをスリック化しようとしている私のような酔狂さんのために、

現在(2018年)市販されている27.5用のスリックタイヤをラインナップしてみたいと思います!

タイヤ幅の細い順に挙げてみますので参考にしてみてください。

※ちなみに、実際は「650B」とする方が適切なのですが、世間的に「27.5」と言った方が何かと通じやすいのでそう表記しています。ネットで調べたりする時は“27.5スリックタイヤ”とかで調べた方がヒットしやすいかもしれません。



27.5×1.1

タイヤ幅が1.1インチです。1.1インチは28C相当です。

現在市販されている27.5インチ用のスリックタイヤでは最もタイヤ幅が細い規格になります。
一般的なクロスバイクに最初から付いているタイヤと同程度か場合によってはそれよりも細いタイヤですから、2インチくらいのブロックタイヤからの換装となればそりゃぁもう劇的過ぎる変化です。
乗り味も見た目も全くの別物になることでしょう。

ラインナップは↓こちら↓

今のところはリッチーのトムスリックコンプしかありません。
実売価格は¥4000前後といったところで、決して安くはありませんね。
しかもこれだけ細いタイヤなのに重量が472gと軽いわけではない仕様。

問題はこいつに適合するチューブ探しです。RITCHEYのHPをのぞいても推奨チューブの記載がありません。
その上、27.5×1.1や650B×1.1に相当するチューブをいくら探してもネット上では見つかりません。

ウ~ンウ~ンと困り果てていましたが、唯一の手がかりがSCHWALBEのHPにありました。
それは下記のタイヤとチューブの相関表です。

参照:SCHWALBE

こういう便利な表を用意してくれているのはユーザビリティーを考えてくれていますよね。
各メーカーさんもこういうのを是非作っておいてほしいものですな。

それはそうと、この表で注目してほしいのは下記抜粋の赤枠です。

「品番:12」(一番右の縦の欄)のチューブが超汎用イケメンチューブだということが分かりますでしょうか?

そうです、12番のチューブはETRTOで言うところの559、584、590に対応しているんです。
もちろんどんな幅でもいけるわけでは決してありませんし、あくまでシュワルベのタイヤ・チューブで言えることです。

しかしこの表から、伸縮するというゴムの特性を考慮して、サイズ感の近いタイヤであれば必ずしも表記されているサイズでなくても流用できるという仮説が立てられるかもしれません。

上の抜粋表で言うと、
例えばETRTO559ではタイヤ幅47に対応しており、これはビード径が短い代わりにボリュームのあるタイヤであれば「品番:12」でいける。
そして、ETRTO590ではタイヤ幅37に対応しており、これはビード径が長いけど細めのタイヤだから「品番:12」の許容範囲。

と考えられるかもしれません。

もしこの考え方がある程度妥当であれば、このタイヤにはシュワルベのチューブ「品番:12A」あたりが候補になりそうです。
「品番:12A」はETRTO559でタイヤ幅28~40ですからね。シュワルベチューブのイケメンっぷりを考えればETRTO584のタイヤ幅28は許容してくれるかもしれません。

この件に関してはチャンスがあれば前向きに人柱になってみたいと思いますので、その際はまたレポートさせていただきます!
ご自身でチャレンジされる際は自己責任でお願いしますね!
ってかこのタイヤに合うチューブ知ってる人いたら教えて欲しいです。

真っ先に自分で試してみたいのですが、なんたって私は京都を代表する節○ライダーですからね。。。

27.5×1.2

タイヤ幅が1.2インチです。1.2インチは30C相当です。

1.1インチ同様、こちらもかなりの変化になるでしょう。
おそらくタイヤ交換だけでかなりの減量にもなり、舗装路の走行性能はハネ上がるでしょう。

ラインナップは↓こちら↓

やはりこちらもシュワルベのG-One Speedしかありませんが、こちらは打って変わって軽量です。
一本320gというのは現在の27.5インチスリックタイヤではかなり軽量かと思われます。
お値段もなかなかのもの(一本¥5000くらい)ですから、シュワルベお得意の高い耐パンク性能も期待できるかもしれません。
入手ルートが非常に少ないのがネックです。

こちらもチューブ探しが難航しました。というか答えを持っておりません。ごめんなさい。

27.5×1.1のリッチーのタイヤでご紹介したシュワルベイケメンチューブ様理論が通用すれば、こちらもシュワルベチューブで言うところの「品番:12A」でいけるかもしれません。

くどいようですが、お試しは自己責任にてお願いいたします。

私が是非とも人柱になって差し上げたいところなのですが、いかんせん私は京都を代表する○約ライダーで(ry

27.5×1.35

タイヤ幅が1.35インチです。1.35インチは34C相当です。

ここでようやく世間一般的なママチャリのタイヤ幅と同じくらいです。
スポーツバイクとママチャリではフレームから何から作りが全然違うので、同じくらいのタイヤ幅とはいえフィーリングは別物だと思います。

ラインナップは↓こちら↓

1.35インチ幅もオンリーワンで、シュワルベのKojakしかありません。
重さ一本410gというのはまずまず軽量ですね。実売価格は¥4000前後です。
海外通販サイトのChain Reaction Cycleでたまに激安で出ますが、人気があるのかすぐに在庫切れになります。

こいつのチューブはすでにネタバレですが、メーカーサイトに同じくシュワルベの「品番:12」が適合すると書いてあります。

んで、品番:12というのがこいつですね。
パッと見では26インチ用っぽいですが、パッケージに「650×35B」という表記があります。
これもなかなか見つけにくくて探すのに苦労します。
こういうのはお店に直接取り寄せてもらった方が手っ取り早いかもしれませんね。
「本当にこれでいけるんだろうか・・・」という不安はどうしてもありますものね。

ETRTO584のタイヤ幅35に適合するチューブは、実は他のメーカーに無いわけではありません。
しかし該当が非常に少なく探すのに苦労しますし、シュワルベが推奨してくれているので素直に「品番:12」を使っておくのが得策かと思われます。
バルブが英式というのがミソですね。

27.5×1.4

タイヤ幅が1.4インチです。1.4インチは35~36C相当です。

だんだんと太いタイヤに移行してきましたが、舗装路を走行するスピードをアップさせるにはまだまだ十分な細さです。
ブロックタイヤから換装直後はなんだかシュッとして華奢な印象を受けるかもしれませんが、すぐにその乗り味の変化が楽しくなり、ビジュアル的にもそれが当たり前になっていくから不思議なものです。

ラインナップは↓こちら↓

1.4インチ幅もユニークサイズとなっており、ミシュランのワイルドランナーしかありません。
自転車のことを全く知らない人にもミシュランは世界的なタイヤメーカーとして有名ですから、「ミシュラン履いてる」とか言っといたらいいと思います。
一本480gで、実売価格は¥3000~4000くらいです。

シュワルベ理論でいくと、1.35インチ幅のKojakと同様にシュワルベチューブの「品番:12」でいけそうですね。

他のメーカーであれば、このサーファスのチューブも適合します。


27.5×1.5

タイヤ幅が1.5インチです。1.5インチは38C相当です。

インターネットで27.5インチのスリックタイヤを検索すると、この1.5インチ幅がメインでヒットします。
したがって、27.5のMTBをスリック化するのに最もお手軽なのが1.5インチです。

ロードバイクの細いタイヤと比べれば太いのは当たり前ですが、では23Cや25Cで走るロードバイクのようなスピードが出せないかというとそんなことはありませんから大丈夫!高速化を狙うのには十分な細さです。

ラインナップは↓こちら↓

1.5インチ幅はモノがたくさんありますので全部は載せられませんが、ほとんどのケースで候補に挙がるであろうモノを紹介します。
重量、価格、見た目、いろんな要素で物色してみましょう。

まずはパナレーサーから2つ紹介します。

1つ目はパセンティパリモト
ミゾがほとんど(全く?)無い、まさにオンロードスリックタイヤって感じです。
一本あたり300gとかなりの軽量。お値段は¥4000前後

2つ目はコルデラヴィ
こちらはランドナータイヤで、これこそが元祖650Bです。私が愛車をスリック化する時に初めて購入したのがこれでした。
タイヤサイドに2種類あり、軽量な代わりに耐久性が落ちるスキンサイドと、スキンサイドよりは重くなるけど耐久性は上のアメサイド
どちらを選ぶかはお好みで。私はスキンサイドにしました。
重量は、スキンサイドが400g、アメサイドが620gです。
値段はどちらも¥3000前後です。

お次はタイオガから2つ。

1つ目はシティースリッカー
一本540gと決して軽量というわけではありませんが、実売¥2000前後という安さが魅力です。
私も現在はこれを使っていますが特に不満はありません。
あくまで個人の感想ですが、安かろう悪かろうのモノではないと思われます。

2つ目はファストRX
こちらは一本485gで、実売¥2500前後です。
シティスリッカーよりも細かくたくさん溝が切ってあるので、ウェットな路面ではこういうタイヤの方が強いかもしれません。
まぁホビーユースならそこまで神経質に考えるものではありませんけどね。

お次はマキシスからデトネイターフォルダブル
27.5用のスリックとしてはかなり初期からラインナップされている定番タイヤ。
完成車に装着されていることも多いようですね。
一本480gで、実売¥4000前後です。

こちらはシュワルベのマラソンプラス
おそらく27.5×1.5のオンロードタイヤとしては最重量の、一本なんと920g
自社比ではあるものの、耐パンク性能・耐久性能はトップクラスです。
実売価格が一本¥6000~7000とお高いタイヤではありますが、上手に使って長持ちできれば長い目で見るとリーズナブルかもしれません。

1.5インチ幅のラインナップはなかなか豊富になってきましたね。

あ、そうそう、チューブですね。
1.5インチ幅に適合するチューブはほとんどのメーカーが用意しています。
したがって、このタイヤのチューブ探しに困ることはほとんどありません。
強いて言えばバルブの好みでちょっと探すというくらいでしょう。

27.5×1.65

タイヤ幅が1.65インチです。1.65インチは42C相当です。

この辺からは一般的なブロックタイヤの太さに近づいてきますね。
十分なエアボリュームで舗装路では少々の段差は問題になりませんし、もちろんスピードアップにも貢献してくれることでしょう。

ラインナップは↓こちら↓

シュワルベのマラソンです。
高い耐パンク性能と耐久性を誇り、同社内アイテムの中でもコンフォート系の決定版とまで位置づけた定番中の定番商品。
一本820gという重量はもはやお約束。実売¥3000くらいとなかなかリーズナブルで、耐久性などを考慮すればコストパフォーマンスに優れたモノであることは間違いありません。

こちらも1.5インチ同様、適合チューブはそれこそ腐るほどあるので好きなものを選びましょう。

27.5×1.75

タイヤ幅が1.75インチです。1.75インチは44~45C相当です。

細いロードタイヤの2倍ほどの太さになりますが、元のブロックタイヤと比較すればその滑らかなトレッド面のおかげでまだまだ高速化を見込めます。

さらに、MTBのゴツいフレームに対してもタイヤのボリューム感をそこまで損なうことがありませんので、MTBならではなゴツゴツ感を残しつつもオンロードの走行性能をアップさせられるというメリットがあります。

ラインナップは↓こちら↓

まずはギザのセンサモ
サイドに配した反射テープが街乗りにも役立ちますね。
一本650gとちょっと重め。しかし実売¥2000前後とお財布には優しめ。

こちらはパナレーサーからパセラブラックス
同社のパセラというスキンサイドタイヤのタイヤサイドをゴムで覆ったタイプのモノです。
一本740gとなかなかの重量級ですが、その分耐久性に優れます。
実売価格は¥3000前後です。

このサイズも適合チューブは豊富です。というか1.5インチ以上のタイヤ幅であればいくらでもありますので選びたい放題です。

まとめ

さて、27.5インチ用のスリックタイヤをザッと挙げてみましたが、いかがでしたでしょうか?

自転車をより一層楽しくするためには、愛車のカスタマイズというのは非常に有効な手段の一つだと思います。
どうしてみようかと考えるだけでも楽しいし、いざいじってみようとすれば自転車に関する知識が勝手について理解も深まります。

そうするとますます楽しくなるって寸法です。

タイヤ交換というのは最もお手軽なカスタマイズの一つだと思います。
是非積極的にチャレンジしてみてください。

また、私自身も27.5インチのタイヤについては常に考察中ですし、次はどのタイヤにしようかワクワクしながら悩んでいます。

オススメ情報やアドバイスをちゃっかりお待ちしております!・ω・ヾ

私の愛車カスタマイズでスリック化した時の記事を貼っておきます。
画像もありますので、どんな感じに変化するのかやる前に見ておきたいという人は参考にしてみてください。




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