小関越(こぜきごえ)

小関越(ごぜきごえ)をご紹介いたします!

京都・滋賀を往来するにはいくつかのルートがありますが、国道1号線を進む逢坂越のすぐ北側、裏道的なルートがこちらの小関越です。短距離ながらもなかなかの勾配で、交通量はほとんどなく非常に走りやすいので京滋往来ではイチオシです。かつて東海道を“大関”越(逢坂越)と呼んだのに対して、町中を通らない近道的なこちらのことを”小関”越としたそうです。



注)当記事内における勾配表記は、一部を除いて筆者の体感によるものであり、実計測値ではございません。

小関越 スペック&解説

京都市側

距離:913m
最大標高差:72m
平均勾配:7.7%
最大勾配:15%


スタート地点のT字路です。
バイパスへ合流することを表した看板が目印です。
右へ入ります。


T字路を右へ曲がるとすぐにまた真っ直ぐと左と、二手に分かれます。
真っ直ぐはバイパスへ合流するので、ここを左へ入って高架をくぐります。


高架をくぐると右へ曲がりながら急激に登り出します。
左寄りのラインでも15%近くある激坂で京都市側の最もキツイ箇所です。
100m程度のストレートを登りきったら勾配は落ち着きますので、ここだけ我慢です。


最初の激坂さえ登ってしまえばその後は峠までゆるめの勾配が続きます。
交通量はほとんどなく、路面は良好で非常に走りやすい道です。

大津市企業局の建物が見えたら残り200mほどです。


右側に祠があるあたりが峠です。お疲れ様でした。

京都市側(旧道)

距離:813m
最大標高差:88m
平均勾配:10.6%
最大勾配:15%以上


スタート地点の善門寺手前の分岐点。右へ入ります。
左側に善門寺を見ながら通過し、民家をパスしたあたりで路面がアスファルト舗装からコンクリート舗装へと切り替わります。
イヤな予感しかしません。


案の定の激坂です。
15%以上はあろうかという激坂、コンクリートの路面、そして堆積物多めとキツイ要素満載です。


ところどころ勾配がゆるむところもありますが、路面が非常に悪くて全く油断できません。
“めくれ”、“割れ”はもちろん、“陥没”しているところもあります。
しかも道幅も非常に狭いので離合には注意が必要です。ハイカーさんもたまに通られます。


上の方まで登ってくると徐々に勾配は落ち着いてきます。
左側に大津市企業局の建物・フェンスが見えたら峠までもう少しです。


ここで表ルートと合流します。
右へ出て、祠付近まで進めば峠です。お疲れ様でした。

大津市側

距離:1.4km
最大標高差:109m
平均勾配:7.7%
最大勾配:15%


スタート地点のT字路。山へ向かって細い路地を入ります。

しばらくは民家の間をゆるゆると登っていき、墓地を通過すればほどなくして山道へ入っていきます。


スタートからおよそ800m地点、長等の里との分岐点です。ここまもちろん真っ直ぐです。
このあたりから10%前後の勾配になって本格的に登り出します。


途中一旦落ち着いたと見せかけて、ゆるい左コーナーからキツめにまた登っていきます。
ここから峠まで100m少々、10~15%の急坂になります。


グニャグニャと曲がらず割と直線的な道なため、行く先々まで急勾配が確認できて数字以上のダメージを負います。
道幅が広く自動車もほとんど通行しないため走りやすいのがせめてもの救いです。

ラストの急坂を登りきって左側に祠が見えたら峠です。お疲れ様でした。

小関越 まとめ

激坂はあるものの短距離で京滋を往来でき、道幅十分で交通量はほとんど無いとくれば、
近隣の京滋往来ルートである「逢坂越」や「山中越」よりよっぽどオススメできる良いルートです。

両側とも入り口が少し分かりにくいですが、初回にしっかりと確認してたどり着ければ覚えられますので問題ありません。
あまり地図とばかりにらめっこせずに、肉眼でも景色を確認して覚えておくようにしましょう。

京都市側の旧道だけはあまりオススメできません。

道幅狭い、路面悪い、勾配超キツイ、堆積物多い、などなど走りにくい要素がギッシリです。
わざわざ旧道を行かず、走りやすい現道を行かれるのが良いかと思います。

しかしMTBなどはちょっと楽しいかもしれませんね。




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