2018年夏。
日本の自転車乗りには忘れられない夏。
なんやかんやいろいろあったなぁ、あんなことやこんなこと…
…
…
ん?
いろいろ…
…あったっけ?
…
…
…
!!
いや!ちょっと待て!!
今年の夏は… なんもなかったわぃ!!
そうです。2018年夏は自転車にほとんど乗れませんでした。
なぜかって?
それはですね、まぁ仕事でいろいろ忙しかったりとか、試験勉強で忙しかったりとか、何かと言い訳できるのですが、
それ以上に…
お分かりですよね…?
そう!
2018年、平成最後の、自転車乗りの、最高の夏は、
大型の台風連団によってめちゃくちゃにされてしまったんだぜ!!
おいっ、ここがどこか知ってんのか!
The盆地・京都やぞ!
山道・峠道ありきの京都やぞ!
○△$&■%▽◇¥◎!!!
言いたいことは山ほどありますが、自然災害だけはどうしようもない…
どうしようもない…
ことは分かっているけど、
く、悔しかばいっ!!
とまぁ、とても残念なことに京都の山道はほとんどと言っていいほど通行不可になってしいました。
しかし日が経つにつれ、おかげさまで徐々に回復し始め、
とうとう花背峠が復活したという情報をstravaでフォローさせていただいている方からGETした私は早速行ってやったさ!
くそ!こうなったらその後佐々里峠でも行って、美山から帰って来たら余裕で100kmオーバーキルだぜ!
ヤケだヤケ!どうなっても知らんからなっ!
あ、それと、執筆時は11月下旬だけど、実際ライド行ったのは10/21ですから気を付けなはれや!
それでは、レッツらゴー♪
まずはクリーンセンタールートで花背を目指します。
この時点で朝8時頃ですが、日陰とはいえ8度は寒いっス(´・ω・`)
しかし久しぶりに一日どっぷり走れるということで、気分は上々!脚も軽い軽い!!
ところが鞍馬街道にて衝撃映像…。想像以上の被害に唖然としてしまう。どんだけの損失なんだろうな…。
周りをよく見渡すと、風裏になっている斜面の杉は全くどうもなし。
一定の方向から強烈に吹きさらされたということがよく分かりました。
言うてる間に花背峠入り口です。
がんばるぞ!と気合を入れつつ、ここから100km以上あることを考えてがんばり過ぎないようにがんばりました。
しかし、今まで花背峠では一回も脚をついたことがなかったのですが、この日は後ろからバスが登ってきた場所がつづら折れ付近で道幅が狭かったので仕方なく降車しました。
一度降りるとダメですね。
タイムアタックはしていませんでしたが、チンタラ加減に拍車がかかって省エネモードへ突入しました。
しかし、“おかげさまで”なんて言ったらバチがあたるかもしれませんが、キレイになっちまいましたね。
この画像は結構序盤の方ですが、全体を通しても以前のような道悪イメージはほとんどなくなってしまった花背峠でした。
多分、樹木がザザーと滑り落ちてガードレールを突き破って行ったんでしょうね。
交換したての純白レールが、しかも2本も視界に飛び込んできやがりました。
視覚的破壊力はアップしているかもしれません。
花背峠到着!
花背峠で14度って、そんなに低くないし、天気もすこぶる良いのにチャリダーには全く会いませんでしたとさ(´・ω・`)
花背別れから、予定通り佐々里峠の方へ向かいます。
これは花背別れのJA付近の看板のところです。
能見峠は路肩決壊しているものの大型車の通行ができないだけで、チャリは行けそうな感じですね。
まぁしかし、本来なら2018年7月末頃には舗装整備が済んでとても走りやすい峠道になっていたかもしれないのに、残念なこって。
冬季は積雪やら凍結やらで封鎖されるでしょうし、また来年かなぁ。
花背別れから佐々里峠入り口の分岐点まで、のどかな感じがたまらなく好きな私です。
が、衝撃映像パート2で再度唖然…。
これ、左端の民家っぽいのは大丈夫だったんだろうか…。
とにかく、なるべく早い復興を祈るのみですね。
ススキがいい感じに群生しており、風でユラユラ揺れる様が秋を感じさせます。
くどいようですが、
ライド当日は10/21ですが、執筆は11月下旬です。あしからず。
さて、ついに来ました、佐々里峠入り口!実は初挑戦!
あんまり、というかほとんど下調べせずに今回は挑戦してみました!
と、その前に携帯食をモグモグタイムでしばし休憩。
天気が良いということもありますが、随所に見られる景色の良さで、登っていてとても気持ちがいい峠道ですね!
この画像のあたりは勾配がキツイところですが、なんとか視線を上げて景色を楽しみながら登っていきます。
結構寒い地域なのか、すでにチラチラ紅葉が始まっていました。
ゴール!峠は切り通しですごく分かりやすくてGOODです!
路面は決して良いとは言えませんがそんなに悪くなかったし、メリハリもあって登り甲斐のある良い峠道だと思いました!
今度はタイムアタックしに来ます!
と、息を整えて、テキトーに写真を撮って、美山側へ下ろうかなと思っていると、とあるローディさんから声を掛けられました。
その方は佐々里峠ヒルクライム中に私を颯爽とブチ抜いて行かれ、お連れの方ともども先に峠へ到着されていました。
急に声を掛けられビックリしましたが、なんとstravaでお互いフォローしあっている方ではありませんかっ!
何でもここから美山へ下って日吉ダムをグルっと回って帰られるとのことで、流石あの勾配がキツイところでも「こんにちは!」と笑顔で爽やかに挨拶をしてくださった方だと、感心してしまいました。
お連れの方は、なんと滋賀県の蓬莱から来られているということで、
ここから美山→日吉→蓬莱はヤバイっすよ…。
ってか後で知ったことでしたが、そのお連れ様は蓬莱から前ヶ畑峠を越えて来られていました。
さて、そんなstrava仲間と佐々里峠でお別れして、私も美山→R162で市街地を目指します。
で、やっぱり寄っちゃった、
「かやぶきの里」。せっかくですからね。
コスモスもチラリ。
ってかこれ現役の民家ですよねぇ。すごいですよね、どうやって維持してんだろ…。
ってか観光客めっちゃいるけど、これただの集落にどこからともなく人がやってきてウロウロしまくってるっていう、かなりアブない光景なのでは…。
その後は、美山ふれあい広場で休憩しようかとも思ったのですが、地図見ると京北のサンダイコーまでもうちょっとだなと思い、もう少しだけ頑張ることにしました。
ところが、そこからまさか6kmにも渡って登らされるとは思ってもおらず、予想外に削られて這う這うの体でサンダイコーへ。
初めて走る場所って、ルートラボなどで予習しているとはいえこういうことが起こってしまうんですよね。
しかも肝心な時に。
その後はサンダイコーで休憩して、
栗尾峠で帰りたかったけど峠付近で倒木&電線ブラリンを知っていたので362弓削トンネルで迂回。
なんとここで、佐々里峠でお会いしたお二人に早々の再会!
ってかもう日吉周って来たって早っ!
362号の登りもズンズン先に登って行かれました。
もうこの時点で100kmくらいは走っておられるでしょうに。
R162からは下り基調でビュンビュン♪
そして杉坂口。
どうしようか考えた末、持越峠から帰ることに決めました!
いやいや、この時点で持越峠を選択できるほど脚に余裕を感じていたとは、やっぱりある程度短い間隔で走っておくことはすごく大事なんですね。
たとえ週末だけ、とかでも全然OK!
1週間より2週間、2週間より3週間と、乗る間隔が開けば開くほど次のライドがキツクなります。これ絶対!
強度はそれほど高くなくてもコンスタントに乗っておくって大事ね!
そんなこんなで、持越峠をなんとか登りきり、あとは下り基調の雲ヶ畑街道へ。
終盤に来てまさかの衝撃映像パート3。もはや疲れもあって言葉が出ない…。
反省点
美山ふれあい広場で昼休憩をとっておくべきだったかもしれません。
結果的にその後の登りでかなり削られてしまいました。
「まだもうちょっといけるかな…」と思った時は休憩した方がいいかもしれませんね。
実走記録