江文峠(えぶみとうげ)

江文峠(えぶみとうげ)をご紹介いたします!

広い道幅でそれほど多くない交通量、ちょうどいい具合の距離と勾配、市街地からのアクセスの良さ、などなど初心者さんにイチオシ。自転車で峠を越えるとはどういうことか、それを教えてくれる峠。



注)当記事内における勾配表記は、一部を除いて筆者の体感によるものであり、実計測値ではございません。

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江文峠 スペック


距離:1.3km
標高差:103m
平均勾配:7.7%
最大勾配:10%

江文峠 解説

静原小学校前の信号。この辺りから徐々に登り始める。
静原小学校前の信号。
この信号の辺りから徐々に登り始めます。

最初のコーナー手前。コーナーを回るとグッと勾配が上がる。
最初のコーナーまでの直線はゆるーく登っていきますが、コーナーを回るとグッとペダルが重くなるのが分かります。

最初のコーナーを回った後の直線。ここから頂上まで大きな勾配の変化はないがジワジワと上がっていく。
あまりグイグイと踏み込むようなペダリングは体力の消耗が激しいばかりで、脚へのダメージも大きいです。
クルクルと程よい負荷で回せるギアに調節して、リズミカルに呼吸を整えて、少しずつ上を目指しましょう。

JA京都コンポステーション。時々臭う。
と、頑張っていると、その頑張りを見事に邪魔してくれる悪臭がっ!
この枯葉の山みたいなやつですね。

京都市環境政策局事業系廃棄物対策室の資料によると、
ここJA京都コンポステーションは、樹木の剪定(せんてい)で落とした枝などをビール粕汚泥と混合撹拌することで新たに地力増進に有効な有機堆肥を生産する、地域資源リサイクル事業を行う施設、だそうです。

なんというか、牛小屋みたいな臭いです。
しかし毎度毎度臭うかというとそうでもありません。通り過ぎたとたんに臭いもしなくなりますので、ササッとパスしてしまいましょう。
このあたりまでですでに半分以上登ってきています。

最後のコーナーを回れば開けた直線。その先には頂上。
最後のコーナーを回れば、残すはわずかな直線のみです。

頂上やや手前の金毘羅大権現の石碑。
頂上やや手前にある、金毘羅大権現の石碑。
こんな存在感のある石碑ですが、必死に登っているとほとんど視界に入ってきません。

江文峠頂上。特に目立つ目印などはない。
この辺りが頂上です。お疲れ様でした。

横断幕が掛かっていること以外は特に目印がありませんが、登り始めてから初めて平坦になり、ゆったりと向こう側へ下っていることから頂上であることが分かると思います。

頂上に近づくにつれてジワリジワリと勾配が上がっていきますが、変化自体はそれほどでもなく6~8%程度で、きついところで10%程度だと思います。

ウラ(大原側)

江文峠ウラ側入り口。右前方へと入っていく。
この分岐点を右前方へ入っていくとスタートです。
ゆるりゆるりと登り始めます。

最初のコーナーにある軍鶏鍋の「鳥亭野村山荘」。
最初のコーナー手前にあるしゃも鍋の「鳥亭野むら山荘」さん。
「軍鶏鍋」という看板から美味しそうなオーラがメラメラと。

一旦平坦になりかけていた道がこのバス停付近から再び登り始める。
激ウマ看板を過ぎると一時平坦になり、さらにバス停を過ぎたあたりから再び登り始めます。

最初の急カーブ。ここからググッと勾配が上がっていく。
急カーブ付近からグッと登っていきますが、大原側は静原側以上に終始ゆるめで6~8%ほどの勾配が続きます。
特にキツイ箇所もなく距離も短いため、初心者さんでも楽しみながら登ることができるでしょう。

頂上は、大原側と同じくこれといった目印がありません。
横断幕が見えて向こう側へゆったり下っているように見えたら、その辺りが頂上です。

江文峠 まとめ

たまに車数台通る程度の交通量、特に狭くはない道幅で終始二車線。
路肩の堆積物も少なめ。
距離が短くてちょうどいいくらいの勾配加減。
市街地から1時間もかからないアクセスの良さ。
などなど、初心者さんにうってつけの峠です。
しかし追い込めばそれなりにキツイので、もちろんベテランライダーさんにも良い練習になるでしょう。

峠を自転車で走るということがどういうことか、その基礎を学べる非常に良い峠だと思います。
初挑戦時はきっとしんどいかと思いますが、登り切った時の達成感がたまりません。
きっとまた登りたくなってしまうでしょうね。




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