御経坂峠(みきょうざかとうげ)

御経坂峠(みきょうざか)をご紹介いたします!

距離や勾配といったことよりも、ここで戦うべきは交通量の多さ。観光客も多いため、自分のみならず周囲の安全も常に念頭に置きつつ登らなければならない。初心者にはあまりおススメしませんが、紅葉は見事なので是非一度は行ってみてください。



注)当記事内における勾配表記は、一部を除いて筆者の体感によるものであり、実計測値ではございません。

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御経坂峠 スペック


距離:1.7km
標高差:87m
平均勾配:5.1%
最大勾配:10%

御経坂峠 解説

白雲橋。清滝川にかかるおくゆかしき橋。
やたら雰囲気のある赤い橋、「白雲橋」。
この橋を渡った辺りから少しずつ登り始めます。

白雲橋を渡るとゆるゆると登り始める。
ゆるりゆるりと登っていきます。
オフシーズンの早朝であればこのように人っ子一人見当たりません。

青看板に従い162号を進む。勾配が少しずつ上がっていく。
最初のコーナー。
正面の細い筋ではなく、ググッと右へ曲がります。
このコーナーからやや勾配が上がりますが、峠まで終始これくらいの勾配が続きます。
5~7%程度です。

新緑が美しい。紅葉シーズンには真っ赤なトンネルに。この先右側の視界が開け眺望がすばらしい。
新緑のグリーンライトを浴びながらゆるゆると登っていきます。
全体的に堆積物が少ないのは交通量の多さを裏付けていますね。
ただし、小枝一本とてトラブルの原因になりかねませんので油断は禁物です。

10%の勾配標識。実際はそこまでの坂ではない。
10%の勾配標識です。
実際は、コーナーのイン側でも10%あるかどうかといったところで、全体的にゆったりとした登りです。

高低差があるように見えるが、実際はそれほどではない。
登っていく先が高いところに見えると視覚的ダメージを受けるかもしれませんが、実際はこれくらいなら大したことはありません。
視界に入った瞬間にうすら笑えてくるようなエゲツナイ高低差の九十九折がたくさんありますよ。京都には。(もちろん他府県にもあると思います)

御経坂峠頂上。バス停がある。
高雄パークウェイの入り口を過ぎてから少し登っていくと頂上です。
お疲れ様でした。

ウラ(市街地側)

“スタート地点”というのはよく分かりませんが、
梅ヶ畑山越通信号。右手にはクリーンセンターあり。御経坂峠スタート地点?
おそらく、こちらの信号か(この信号の右手側にはクリーンセンターがあります)、

平岡八幡前信号。御経坂峠スタート地点?
こちらの平岡八幡の信号あたりでしょうね。

高雄小学校前。このすぐ先に高雄中学校あり。峠中盤。
高雄小学校、そしてそのすぐ先の高雄中学校も越えると残り半分くらいです。

御経坂峠頂上。
頂上です。ようこそ高雄へ。
紅葉シーズンは真っ赤なトンネルになりそうですね。
交通量が多いので、その点だけ注意してください。

御経坂峠 まとめ

終始ゆるめの勾配で距離もそれほど長くなく、初心者さんでも手こずることはないでしょう。
勾配や距離よりも、この御経坂峠では”交通量の多さ”と戦わなければなりません。

高雄は観光名所であり、オフシーズンでさえ日中はじゃんじゃん後ろから車が来ますし、バスも通ります。
紅葉シーズンになると高雄を目指す車両で市街地のずっと先から渋滞が発生します。
片側一車線でウネウネとしている上に大型の観光バスも往来するんですから、そらそうなりますよね。

自転車はできるだけキープレフトで登っていけるとはいえ、大型の車両に後ろから迫られると非常に危険ですし、中途半端なところを走り続けて渋滞を発生させる原因を作ってもダメです。
場合によってはギリギリ左へ寄せて停車して、後方からの車両をパスさせてから再度発車するくらいのゆとりを持ちしましょう。

登坂に慣れていなかったり、登り坂でも車体を安定させて走れる身体ができていないうちは、こういう交通量が多い峠はオススメできません。
そうでなくても行くならオフシーズンの早朝だけにしておくのが良いと思います。

ただ、流石に紅葉は見事です。
一度は行かれることをオススメしておきます。




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