井戸峠(いどとうげ)

井戸峠(いどとうげ)をご紹介いたします!

国道477号線と162号線を行来する際にショートカットに使われる峠。桜で有名な常照皇寺がすぐ近くです。東側も西側も、前半は緩めで頂上に近づくにつれて徐々に勾配が上昇していきますが、距離は比較的短めなので難易度はそれほど高くはありません。京見峠が登れれば、井戸峠も問題ないでしょう。



注)当記事内における勾配表記は、一部を除いて筆者の体感によるものであり、実計測値ではございません。

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井戸峠 スペック&解説

東側

距離:2.2km
最大標高差:149m
平均勾配:6.7%
最大勾配:12%


国道477号線から常照皇寺の方へ入り、境内手前の参道を左へ曲がります。


左へ入ると府道61号線の標識が現れ、序盤は緩めに登坂開始です。


前半は8%くらいまでの緩い勾配が続きますが、
途中左手側に現れる小さな池の付近から10%くらいまで上昇し、
一瞬緩んだと見せておいて、
すかさず今度は10%オーバーの勾配に。


そこから頂上まではほぼ緩まず10%程度の勾配が続きます。


頂上は右側にお地蔵さん、左側に融雪剤置場が目印です。

西側

距離:3.3km
最大標高差:161m
平均勾配:4.9%
最大勾配:12%


筒江橋を北向きに渡りきったところにある分岐点を右へ、国道162号線から府道61号線へと入ります。
ここが西側スタート地点です。


しばらくはほぼストレートのほぼ平坦が続きます。
こんな感じが2/3程を占めます。


周囲が木々に覆われ始めたあたりからジワジワと勾配が上がり始め、頂上まで10%前後で続きます。


ラストのコーナー。イン側はなかなかキツイです。


頂上は左側にお地蔵さん、右側に融雪剤置場が目印です。

井戸峠 まとめ

両側とも後半になるにつれて勾配がキツくなっていく典型的なタイプです。

決して緩い勾配ではありませんが、距離が短いのが救いです。

特に西側は、前半のストレート区間はほとんど平坦に近いので実質上り坂になるのは後半1/3ほどです。

最大勾配は東側も西側も12%程度ですが、東側の方がややしんどい印象。

国道477号線と162号線を行き来する際のショートカットによく使われるためか、交通量は少なめで道幅もそれほど狭くなく、路面も悪くないので走りやすい峠です。

東側の入り口すぐそばにある常照皇寺は桜の名所としても名高いお寺さんです。
登坂のついでにお参りしてみるのも良いかもしれません。

いずれにせよ、ショートカット目的でなければ用のない道です。
わざわざ井戸峠をルートに組み込むあなたはなかなかの変態でしょう(筆者のように)。




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