栗尾峠(くりおとうげ)

栗尾峠(くりおとうげ)をご紹介いたします!

トンネルが開通したことにより、歩行者・自転車専用道となった栗尾峠。車が通らないという精神的ゆとりと、比較的緩めの勾配、そしてなんと言ってもこの界隈では随一の眺望!京北町絡みのルートには必ず入れておきたい良い峠です。難易度は比較的低めなので初心者さんにも絶対オススメです!



注)当記事内における勾配表記は、一部を除いて筆者の体感によるものであり、実計測値ではございません。

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栗尾峠 スペック&解説

北側

距離:2.2km
最大標高差:145m
平均勾配:6.3%
最大勾配:10%

栗尾峠北側入り口
ウッディー京北の方から国道162号線を南下してきたところにある京北トンネル。
その脇を左へ、栗尾峠へと続く旧道へ入ります。

目の前のトンネルのさらに上を右上方へ向かって伸びていくガードレールのホワイトラインがなんともオツですね。

栗尾峠北側入ってすぐのゲート
京北トンネルが開通したことでこちらの旧道は自転車・歩行者専用の道路になりました。

峠道とはいえわずか数年前まではここをつなぐ主要道だった栗尾峠、ご覧の通り道幅はかなりの余裕がある上、車が通らないことが分かっているというのは精神的にとても楽です。

この先右へ急カーブして、先ほどのトンネル入り口の真上を通過してきます。

ワインディングへと進みながら、眼下には国道162号線を見下ろす
眼下に国道162号線を見下ろしながら、目の前に続くワインディングに進む。
坂を上るその背中を、面白い景色がなんとなく押してくれるような気がします。

栗尾峠北側中腹の展望台
半分を少し過ぎたあたりにある展望台です。是非お立ち寄りください。

展望台を過ぎれば頂上までもうひと踏ん張りです。

栗尾峠頂上
栗尾峠頂上です。

最後まで急勾配になる箇所がなく、車が通らずに道幅も十分、眺望による癒し効果と相まって非常に登りやすい峠です。
ワクワクウキウキでペダルもクルクル回るでしょう。

南側

距離:1.4km
最大標高差:65m
平均勾配:4.2%
最大勾配:10%

栗尾峠南側入り口
笠トンネルを抜けて国道162号線を北上し、栗尾バイパス手前の信号を左へ曲がって少し進むと府道363号線との分岐点に栗尾峠の入り口があります。

画像右前方が栗尾峠へと続く道です。

「これより1.3km先」ということはそこまでは通行できるってこと?
北側と同じく、京北トンネルが開通してからは栗尾峠は自転車・歩行者専用の道路になりました。
「これより1.3km先」ということは一応そこまではまだ車も行けるってことでしょうが、一般車両はまず用はないでしょうね。

十分な道幅で車が通らないというのはこの上ない安心感を生みます。

栗尾峠南側は終始木々に覆われていて眺望は無い
南側はこのように終始木々に覆われた道路で、北側のような眺望によるトキメキがありません。
しかし勾配も距離も大したことはありませんので、初トライでも十分登りきれると思います。
頂上へ到達し、そこから下り側で眼前に広がるナイス眺望をご褒美に考えると多少楽になります。

頂上手前の最後のゲート
頂上直前にある最後のゲートです。
ここは一旦降りて、押して通るか持ち上げて通過しましょう。

栗尾峠頂上
頂上直前部分が最も急なところですが、それでも10%あるかどうかといったところです。
ここまでの距離も短く、ここから先に広がる眺望が疲労を吹き飛ばしてくれます。

栗尾峠 まとめ

栗尾バイパスが開通するまではここをつなぐ主要道だっただけあって、片側1車線の余裕がある道幅で、ガレた箇所もほとんどありません。
さらに車が通行しないという安心感がハンパないです。

スペック的には北側の方がややキツイ印象を持たれるかもしれませんが、終始緩めの勾配でオールシッティングでも十分いけるほどです。

北側はそれに加えて眺望によるトキメキが登坂を後押ししてくれます。
西側は登っている最中の眺望は無いにせよ距離も勾配も比較的やさしく、頂上到達後のダウンヒルで癒されることが確定していますので、それがペダルを回す活力になります。

コストパフォーマンスに非常に優れた峠だと思います。
この界隈をライドされる際は是非ともコースに組み込んでいただきたいです。
一度訪れればその眺望の素晴らしさに感動していただけるでしょう。

北側中腹の展望台より。天気が良ければ素晴らしい眺望となります。
栗尾峠北側中腹の展望台より




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