古道・長坂道(ながさかどう)

古道・長坂道(ながさかどう)をご紹介いたします!

ホテル然林房から千束坂を下って奥へ進むと現れる、知る人ぞ知る京見峠の裏の道。千束坂がかわいく思える超狭・超悪路・超激坂。ひっそりと漂うただならぬ空気。軽い気持ちで入ったライダーの心をいともたやすくへし折る坂道。キツ過ぎて京見峠のショートカットにはなりません。心身総動員で挑むべし。



注)当記事内における勾配表記は、一部を除いて筆者の体感によるものであり、実計測値ではございません。

古道・長坂道 スペック&解説

距離:1.6km
最大標高差:204m
平均勾配:12.7%
最大勾配:20%以上

古道・長坂道入り口
金閣→しょうざんリゾート→吟松寺と抜けてくるか、
あるいは然林房裏の千束坂を下って右へ進むと古道・長坂道の入り口へたどり着きます。

画像正面の細い路地を奥へ進むと長坂道です。

長坂道スタート直後の看板
「この先山道 通行はできません」と書いてありますが、通行はできます。
しかしオススメはしません。

入り口からすでに10%くらいの登り勾配がありそうです。

長坂道スタート直後から激坂に
入り口からゆったりと右へカーブするとみるみる内に勾配が上がっていき、すぐに激坂へ突入します。

かなりキツイ勾配に加えて路面には葉っぱや小枝、砂利などの堆積物が非常に多く、登坂をさらに過酷なものにしています。
雨上がりなどのウェットな状態だと葉っぱ一枚でスリップしかねません。
ところどころこのようにアスファルトの切れ目や陥没している箇所もあります。

序盤の激坂
序盤はこれでもかというくらいの登りが続きます。
距離は短いのですが、カーブの先にさらにスーッと激坂が伸びているので精神的ダメージも大です。

かなりキツイので足をつくこともあるでしょう。
気を付けなければならないのは足をついてから再発進するときです。
かなり大きな力が必要ですので、フラついて転倒しないように注意してください。

序盤にして最難関の激坂ポイント
序盤にしてこの古道最大の山場です。右側に脇道があるところが目印です。

ここまででも15~20%くらいの激坂でしたが、ここから少し先まではさらに勾配が一段階上昇します。
自転車を押して歩くだけでも結構疲れます。

激坂ポイント横から見た感じ
横から見るとこんな感じです。

激坂を過ぎると一旦落ち着く
山場の激坂を越えると一旦ゆるめに落ち着きます。
平坦も少しあるので呼吸を整えましょう。

中盤以降また登り始める
またゆるゆると登り始めます。
これ以降は、序盤のような激坂区間はありません。
瞬間的に勾配が上がるところもありますが、全体的には10%前後で推移していきます。

落石もあり
ちょっとした落石なんかもあります。「足の踏み場もない」とはまさにこのこと。

分岐点 左へ行くと「リストランテストラーダ山の家」
しばらく登り続けると唯一の分かれ道に出ます。

左へ進むと「リストランテストラーダ山の家」というレストランがあります。
この光景からは信じがたいですが、金網のところに小さい看板もあります。

京見峠へ抜けるにはここを右です。

京見峠へ合流するべく右へ 「車はこちら」の看板
右へ入るところには、「通行できません」というふもとの看板をくつがえす表示。
通れるか通れないかとかいうことよりも、車でこんなとこ来たくはありませんね。
大部分で離合は不可能かと思われます。

京見峠へ合流するべく右へ 「車はこちら」の看板
少し先へ進むと一瞬開けた場所へ出ます。
市街地の眺望はありませんが、うすら暗い中を走ってきたので少し気持ちが楽になります。

石垣と廃墟
その先には石垣があり、廃墟もあります。
無残な空気が漂っており、到底近寄りたくありません。

長坂道終盤
再び樹木に覆われた道へ入り、そこから進むと程なくして前方が明るく・・・

長坂道終了 京見峠と合流
京見峠との合流地点へ出ました。お疲れ様でした。
ここから京見峠まで登るには残り約1km・勾配約10%です。

京見峠側から長坂道を見ると
京見峠側から長坂道を見るとこんな感じです。

奥へは「千束」と書いてあります。

もし京見峠をこちら側へ下ってくる際に途中からこの長坂道へ入る場合は十二分にお気を付けください。
一部崖になっているところもありますので、スピードに気を付けないと谷底へ落ちます。

古道・長坂道 まとめ

なんといっても序盤の激坂がポイントです。

スタート直後からあっという間に20%くらいまで上がり、全くゆるまないどころか最後はさらに上昇しながら600mほど登ります。
600mというと大した距離ではありませんが、千束坂のようにフルパワーで一気に登りきれる距離ではありませんので、必ず息が切れます。

息が切れてからはクランクを一回転させるだけでもかなりのダメージになります。
しかも堆積物が多く小枝などを踏むと後輪がスリップしてイラッとします。
登るだけでもかなりキツイ状態で大量の堆積物をキレイに避け切るのは至難の業と言ってよいでしょう。

歯をくいしばりつつ、踏んだとしてもなるべく被害の少なそうな路面を進むように努めましょう。

序盤の激坂区間を抜けると一旦平坦になり、また登り始めますがある程度勾配は落ち着きます。
中盤以降はペダリングと呼吸を上手く合わせて、リズムよく登っていけると良いでしょう。
しかし堆積物は相変わらず多いので、パンクなどトラブルに見舞われないように気を抜かず参りましょう。

樹木に覆われたうすら暗い部分が多いため、京見峠ルートへ抜け出たときにホッと一安心感があります。

京見峠を目指すなら、然林房から正規ルートで行くことを強くオススメします。
長坂道の方が距離が多少短くなるものの、超悪路で勾配がきつすぎてショートカットにはなりえません。

正規ルートよりかなり低い位置からスタートして距離を短縮して到達しようとすればそりゃそうなります。




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする