2018お花見ライド ~京北編~

2018年の京都のをお伝えするシリーズ最終章。

今回は「京北編」です。

気温によって開花時期が異なる桜に合わせると、まずは南の方から見に行って北の方は後回し、という感じに自然となりますね。

特に京北の桜は遅咲きということで、洛内で散ってしまっていても望みがあります!

諸々の事情で洛内の桜に全くお目にかかれなくても、京北まで足を延ばせば最後の最後で素晴らしい桜に出会えるかもしれませんよ。

それではそんな「京北編」、いってみましょう!

撮影日:2018年4月13日(金)



下記クリックで好きな項目へ移動

芹生

京都市街地から京北へ抜けるにはいくつかルートがありますが、その先の目的地を「黒田」とした場合は芹生経由が最短ルートになります。

ただし激坂の芹生峠を越えていかねばならないという高いハードルが設置されています。
できれば花背峠から回ってくる方が少し楽ですが、その分遠回りになってしまいます。

しかし今回は、芹生経由で回る理由が他にあったのです。
それはもちろんです!

芹生峠を越えた先に知る人ぞ知る桜の名所があるんですよねー。

本州で最も遅い桜を楽しめるとか楽しめないとか、そんな遅咲きの桜が咲き乱れる、その名も、

芹生の里・菊水庵

眺望もへったくれもないただの激坂を登るには、相応の理由が要るってもんです。
しかし今回はこれ以上ない理由があるんだぜ!

ヒーコラヒーコラ登りきり、

ワクワクドキドキ芹生峠を下っていくと・・・

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( ゚д゚) ・・・ン?

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚) ・・・ エ? か、枯れとる・・・!?

バカなっ!

いくら2018年は早咲きだったからといって、4月中旬で芹生の里の桜が散るなんて!
流石の芹生の里も異常気象には勝てなかったってことか・・・?

恐る恐る近づいてみると・・・

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はい、全然まだまだでしたー。

安堵と落胆で半々ってところですね。しかし、すでに開き始めてはいるので近いうちに咲き乱れそうな予感がありますねこれは。

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チラチラ咲いている箇所もありますが、大半はまだしっかりとつぼみの状態です。

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いろんな種類の桜が植えられているようですね。見た感じつぼみの種類が全然違います。
ってかこれ桜??

う~ん、しかしこれは咲いたら画になりそうですなぁ。

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敷地の奥の方に咲いている桜もありました。

花が開いている木は3本程度でした。百花繚乱はこれからですね。

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門があるのでこれ以上は進めませんが、中庭の様子です。

パッと見桜ではなさそうな木はもちろんありましたが、それでもこれは咲き乱れたらすごいことになりそうですね。

4月下旬くらいかなぁ。来れるかなぁ。

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敷地の外になりますが、道端に一本、比較的きれいに咲いた桜がありました。
これおそらくソメイヨシノじゃないですかねぇ。違ってたらごめんなさいねぇ。

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寄って撮ってみましたが、これでもまだ7分咲きってところでしょうか。芹生恐るべし。

正直、もしかしたらまだ芹生の里は早いかもしれない、という気持ちがどこかにありました。

ただ2018年は異例の早咲きで、黒田も行ってみたかったのでついでに寄ってみましたが、やっぱりまだまだこれからでしたね。

芹生のダウンヒルが超寒かったので納得です。

さて、ぼちぼち下りながら黒田へ向かいますがその道中でも予期せぬ素晴らしい桜がありましたのでご紹介しておきます!

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芹生峠から6~7km下ると小さい集落に出ます。
こちらは太神神社へかかる橋と、袂の桜一本。この桜は散り始めていました。

木の種類にもよるかもしれませんが、たった数kmでえらい違いです。

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こちらも集落の中の一本。
満開からは少し過ぎていましたが、とても大きく立派な桜でした。

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こちらはまさに満開の紅しだれ桜。これは見事でした。

このへんの桜は通常の芹生峠ルートから外れて脇道へ少し登ったところに咲いていました。
前だけ見て走っていたら気づかずに通り過ぎていたかもしれません。

トレーニング目的でストイックに走る場合は別かもしれませんが、こういうホビーライドでは周りの景色を楽しむことも醍醐味の一つです。

キョロキョロ周りを見渡してみておもしろそうなものがあったら近寄ってみると意外な発見があったりするかもしれませんね。



黒田

芹生峠を下りきったら国道477号線に合流し、西向きに3kmほど進んでいきます。

次のターゲットは京北を代表する桜、黒田百年です!

事前の調べでは前日の4月12日(木)時点で「満開近し」との情報!
今日は天気良し!

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そして満開の黒田百年桜!!

見事な咲きっぷりで、このあたりだけぼんやりと桃色の空気に包まれているようでした。
これをお目当てに多くの方が来られていました。

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光の当たる角度によって色が変わって見えるので面白いです。

天気も良く、青空にも良く映えます。

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鳥居と灯篭と桜。なぜこんなにも違和感がないのでしょうか。メリダ号もなかなかいい仕事をしています。

この春日神社は道路に面しているので目の前を車が通りますので、車道など危険な場所からの撮影は控えましょう。

大体みなさん道のこっち側か、道路を挟んで向こう側の歩道からカメラを構えておられましたね。
バズーカみたいなカメラをお持ちの方も。

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う~ん、やっぱり写真では伝わりきらない素晴らしさがあります。
是非直接足を運んでいただいて、ご自身の目でお楽しみいただくのがよろしいでしょう。

実はこの黒田百年桜、

例年「満開」とされるのがほんの数日なんです。
たまたまでも狙ってでも、満開時に訪れることができればすごくラッキーなんですよ!

詳しくはこちらのおーらい黒田屋さんのHPの「きょうの黒田百年桜」というコーナーで毎年開花状況を詳細にアップされていますのでご確認ください。

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こうして見るとまだつぼみも少し残っていて、もうしばらく楽しめそうだなぁと思うのですが、

実際におーらい黒田屋さんのHPによると「満開」とされたのは当日4/13と、翌日4/14だけたった2日!!

しかもこれは今年に限ったことではなく、例年満開時は本当にほんの僅かな間のようです。

是非来年以降の参考になさってみてください。

宝泉寺

次の目的地は、ウッディー京北から少し北へ行ったところにある宝泉寺です。

おそらくインターネットで「京北 桜」などと検索してもヒットしないと思います。

しかし二つ名(?)が表す通り、ここはまさにです!

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こちらは正面の門。
綺麗な朱色の門ですが、花見のメインは境内裏の山肌側です。ぐるりと回り込みましょう。

あ、門をくぐっても大丈夫ですよ。
拝観料はかかりませんし、お寺の方が「桜でしたらこっちからこう行って裏側ですよー」と教えてくださいました。

ちなみに、この門をくぐってすぐ左手側に少し小さいですが綺麗な紅しだれ桜が一本あります。

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さて、裏側へ回っていくと「桜まつり」というのぼりが何本か立っていますし、ちょっと行くとすぐに桜の木が見えてきますので場所は分かりやすいです。

遠目からでも「ややっ!これは!」と思わず心躍り、近づいたらなんと立派な桜がそこら中に!

紅しだれ桜はまさに今満開!といった具合でした。

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ここは紅しだれ桜がメインですが、奥に白っぽい桜も一本ありました。

両方とも見事な咲きっぷりでした。

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こちらの木がこの広場では最も大きな桜の木でしたが、これだけ横幅がある桜でもしっかりと枯れずにたくさん花を咲かせています。

時間帯的に西日が差していましたが、キラキラと光り輝いているように見えます。

本当に見事な佇まいで、見た目のインパクトで言えば黒田百年桜よりも上かもしれません。
それくらい素晴らしい咲きっぷりでした。

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西日の差し加減なのか、撮る角度や方向によって全く別の色に写りますので面白いです。

枝垂れをくぐり抜けながらどうとでも撮れます。

例えば円山公園名物の枝垂桜の巨木は確かに素晴らしいのですが、撮り方はある程度限定されてしまいます。

その一方、宝泉寺のこういう桜は自分の足を使って様々な方向角度からどんな写真でも撮れます。そういうところも魅力の一つです。

人が少ないのも大きなポイントです。

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メインの枝垂れ桜の奥の広場に咲いている、こちらも紅枝垂れ桜群。

ぐるりと四本立っています。

本当にタイミング抜群だったのでしょう、全て満開と言っていい状態でした。

画像を見て分かる通り一本一本には柵があってそれ以上は踏み込めませんが十分近づけますし、この四本の中央に立つと四方を満開の桜が囲んでくれます。

とても贅沢な空間でした。

この宝泉寺

本っっっ当にオススメですよっ!!

おまけ

ここまでご紹介してきた各スポット以外にも、桜はもちろんその他の草花も美しく、ちょいちょい楽しめる京北ってなんて素晴らしいんでしょう!

自転車も走りやすいしね!

ということで道中撮ったものをいくつかご紹介いたします!

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芹生峠を下っている最中に撮った一枚。

空の旅もいいけれど、この美しい桜はそこからじゃ見えないんじゃない?

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もういっちょ桜と飛行機。これは黒田百年桜です。

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筆者が大変お世話になっているスーパー・サンダイコーの横に流れる弓削川の枝垂桜。

お昼ご飯をこんな桜の前で食べられるなんて贅沢だな。

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堤防沿いにずーーーーっと向こうまで桜が並んでいます。

これから先、京北の地に人を呼ぶのに今はまだ若木のこの桜たちが活躍する日が来るのかもしれませんね。

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春は桜だけではありません。むしろ桜以外の草花の方が長い期間私たちを楽しませてくれます。

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茅葺屋根と枝垂桜。

電柱と電線がちょっと邪魔ですがまぁしょうがない。
いつか美山町へも桜を撮りに行ってみたいですねぇ。

さて、ここまでいろいろと桜を見て回りました。

これだけ「桜」に特化してあちこち足を運びまくったのは人生初めてかもしれません。

そんな中、ある一つの定説が私の中に落ちました。それは、

枝垂れは長持ちである」

そうなんです!

今回の旅だけじゃなくて近所や通勤路、会社の近くのいろんな桜も見てきて、

やっぱりどう考えても紅枝垂れ桜はしぶといんです!

ソメイヨシノが散ってしまっても同じタイミングで咲き始めた紅枝垂れはいつまでも花を残していたり!

これは間違いない!

そんな定説を落とすことに成功した2018年のお花見ツアーのラストを、魚ヶ渕の吊り橋袂の枝垂桜で締めくくることにしました!

確かに異例の早咲きで困惑させられた年ではありましたが、すでに定説によって素晴らしい咲きっぷりのナイス枝垂れ桜確定フラグが立っています。

有終の美間違いなし!絶対ハッピーエンド!

ウキウキワクワクドキドキかっ飛ばして吊り橋へ向かうと・・・

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定説崩れたぁぁあ(#゚Д゚)AAAAっっ!!!!

えっ、ちょ、おい待て!

めちゃ散ってますやん!

定説はどこへ行った?!

ってかこの桜の木めちゃくちゃデカいぢゃねぇかっ!

はい、

ということで残念な最後になってしまいましたが、

ここの桜の木がすごく立派な木だった、
そして京北だからというほど遅咲きではない、

ということが分かったので、

是非来年以降の参考にしたいと思いますっ!

以上をもちまして、2018お花見ライドシリーズは終了です。

勝手気ままにご紹介させていただきましたが、お楽しみいただけましたでしょうか?

好きに走りに行けるわけではない中で今回は何とか二日、しかもそれぞれ非常にタイミングの良いライドになって本当に良かったと思います。

二日で合計150kmほどの移動距離でしたが、自転車なら全然不可能な距離ではありませんし、道中の寄り道も自在で、運動にもなり、自然の風や匂いや太陽の光を受けながら四季の特徴を楽しめたりと様々な良さが自転車にはあります。

お目当ての人気スポットも悪くはありませんが、機動力を活かした予期せぬ出会いというのも中々いいもんですよ。



来年もまた素晴らしい花見ができることを願うばかりでございます。

2018お花見ライドシリーズ

洛北編
洛西編その一
洛西編その二
・京北編 この記事です!


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