自転車のテールライトを買おうとする時、みなさんは何を基準に商品を選びますか?
今やテールライトというだけでもいろいろな機能が付いているものがたくさんあり、
的を絞って選ばないと路頭に迷いかねません。
私は(自称)京都を代表する節約ライダーですから、
①なんとなく検索し始めてある程度ザーっといろんなのを見てみる
②必要と思われる機能を絞っていく
③②と同時に不要な機能をできるだけそぎ落とす
④最低限の必要機能を有する商品をいくつかピックアップする
⑤値段とデザインでさらに絞り込む
⑥最後に残った2~3アイテムで総合判断して決定
という、
めんどくさいことを、逐一やります。
というか、
別にチャリアイテムに限らず買い物は大体こうです。
「なにを貧乏くさいことを」と思われるかもしれませんが、
軍資金が限られている人間にとってはこれが最も合理的な買い物の仕方であると思うのです。
もちろん、
「思てたんと違うやないかああぁぁぁaaa!!!」
ということはたまにありますが、
それは現物を見て使ってみないとわからないこともたくさんあるわけで。
まぁそういうことで、
いろんな特徴を出して他社製品との差別化を図ろうとする企業努力は、
時として消費者に煩わし思いをさせることもあるのです。
下記クリックで好きな項目へ移動
近頃のテールライト事情
では昨今のテールライトにはどんな機能があるのか、
いくつか簡単にご紹介してみましょう。
例えば、
こちらはソーラー充電タイプ。
参照:Amazon
電池が要らないので、走行中に突然電池切れでライトが点かなくなっちゃった!というアクシデントからは解放されます。
しかし、これは着け場所をよく考えないと意味を成しませんね。
シートポストに着けてもほとんど陰になって陽には当たりにくそうでは?
走る場所がほとんど山道の私にとってことさらに死活問題ですな。
家に停めておく時は常にカバーかけてあるから充電できないし、そもそも日陰だし。
今の世の中、ちょっと走ればコンビニに電池くらい売ってるよ?
こちらはUSB充電タイプ。
参照:Amazon
こちらもソーラー充電タイプ同様電池が必要ありませんが、不要機能だと思う理由は上記の通りです。
予め充電しておかないといけないっていうのも煩わしいですわ。
そういう意味ではソーラータイプもそうです。
結局充電してるの忘れて出発しそう。私なんかは。( ゚д゚) ガーン
こちらは暗明と振動を感知して自動でON/OFFするタイプ。
参照:Amazon
イチイチ乗り手が判断して点けたり消したりする必要がないってなシロモノです。
そこまで横着したいかと。
それに山道は太陽の高度や進行方向との位置関係、道両側の樹木がどのように生えているかなどなどで日向と日陰をすごい短い間隔で出入りすることもあります。
そのたびにON/OFFするの?
そんなの必要ナッシング!
ってかできるのか?
基本的に走るときは明るかろうが暗かろうが常に着けておくってのが私の流儀なんですわ。
「街乗り用に着ければいいじゃん」って?
言っているでしょう、私は節約ライダーなんですって。
こちらは上の商品の機能にさらに加えて、転倒(45度以上傾倒)でSOS点灯、盗難防止用のアラーム設定可などなど。
参照:Amazon
よくもまぁたかがテールライトにこれだけいろいろと機能を付けられたもんです。
「転倒で点灯」て・・・
どうつっこんだらいいんだYO。
常時点けてる私には関係ないYO。
アラーム機能もさ、結局うっかり自分で鳴らして恥ずかしい目に遭いそう。私なんかは。
(; ゚д゚) ヤ、ヤベ
目立つ鍵を掛けといた方がマシな気がしちゃうなぁ。
こちらはレーザーが出るタイプ。
参照:Amazon
要るか?
これがないと不安なくらいならもう暗いときは乗らないでおいたら?と言いたい。
とまぁこんな感じで、まだまだ他にもいろいろあります。
誤解の無いように申し上げておきますが、
上に挙げた商品の機能はあくまで「今の私の使途ならば必要ない」ということです。
魅力を感じた人がそれを使うことは当然アリだと思います。
しかしレーザーはなぁ・・・。
私が購入したテールライト CATEYE「OMNI5」
前置きが長くなりましたが、
そんな中で私が選んだテールライトはこちらでした!
参照:Amazonキャットアイ(CAT EYE) テールライト OMNI5 TL-LD155-R 電池式
posted with カエレバキャットアイ(CAT EYE) 2012-08-27
これはCATEYEの「OMNI5」という商品です。
Amazonとか楽天で「自転車 テールライト リアライト 尾灯」などのワードで検索をかけるとほぼほぼ1ページ目に上がってくる人気の商品です。
レビューも好評価が多いです。
これの良いところは、
良いところ其の一 発光モードがシンプル
中には6つとか7つも発光モードがある商品もあったりして、
気分によって変えてみたりできますよーってのが売りなんでしょうけど。
実際にそれやってみるのって最初だけです多分。
すぐにどれか選ぶのも面倒臭くなって、別にこれでいーやーってなるにきまってます。私なんかは。( ゚д゚) メンドイ
その点、このOMNI5は
点灯 点滅 ラピッド
の3種類しかありません。シンプルで良いです。
ラピッドというのは“早い点滅バージョン”という感じです。
私はもっぱらこのラピッドですね。
なんたって電池の持ちが一番いいからです。視認性も高そうですしね。
※この後の調べで京都府では「点滅のみのテールライトは条例でNG」ということが分かりました。反射板を付けておくか、もしくはライト2個体制で1個は点灯&1個は点滅ならOKとのことです。今後は安全のためにも点灯して使用いたします。読者の方を危険にさらしかねない誤った情報を掲載してしまったことをお詫び申し上げます。詳しくはお住いの都道府県でどのように制定されているかご確認ください。
一旦OFFにして、再度ONにした時に前回の発光モードを記憶して引き継いでくれるのも、面倒くさがりの私にピッタリ!
良いところ其の二 脱着に工具不要
ブラケットをシートポストに取り付けるのは非常に簡単な構造で、工具は一切必要ありません。
同じく外すときもです。
参照:Amazon※こちらは別売りのページ画像ですが、「OMNI5」を購入すると付属しています。
キャットアイ(CAT EYE)
さらにブラケットに本体を装着するのも溝にスライドさせるだけなので非常に簡単です。
かといってすぐ緩んだり外れたり、といったことは全くありません。
さらにさらに、いろんなところに取り付けるための専用クリップが付属しています。
参照:Amazon※こちらは別売りのページ画像ですが、「OMNI5」を購入すると付属しています。
キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト用クリップ C-1N 5440900N
posted with カエレバキャットアイ(CAT EYE)
これを使ってサドルバッグのクリップホルダーに取り付ければ、サドルバッグの下にブラケットが装着されているという野暮ったい見た目を回避できます。
脱着が容易ということはそれだけ盗難の被害に遭う確率も高くなりそうですが、
本体をブラケットからスッと抜き取っておけばこれまた簡単に回避できます。
シートポストに残ったブラケットだけ盗んでいく変わり者もそうそういないでしょう。
万が一ブラケットだけ盗まれてもブラケットだけ売っていますので、必要であれば安価で買いなおすこともできます。
安価とはいえチョット悔しいですけどね。
心配であれば、駐車時はブラケットごと外しておいてもよいでしょう。
上述の通り、脱着は容易いです。
良いところ其の三 安い
テールライトに使う金額としていくらなら高いか安いか、というのはどうしたって人それぞれです。
従ってこの第三ポイントにしても結局は私の感覚なのですが、それでも実売価格千円ちょっとってのは安い部類だと思います。
ちょっとこの商品を検索していただいたらお分かりかと思いますが、大体1000円~1300円くらいでヒットすると思います。
テールライトの相場は、
安ければ100円とかそれ以下なんてのから、高いと5000円以上するのもあります。
さすがに100円とかのはどうかと思いますけどね。
「安物買いの銭失い」ということわざもありますが、この商品はそれには該当しないと思います。
節約ライダー組には非常に重要なポイントであります!
実際に「OMNI5」を使ってみて
視認性が良くて操作も簡単。
電池の持ちも良いし(点灯:60h、点滅:90h、ラピッド点滅:120h)。
電池が切れても単四電池2本くらいコンビニで手に入る。
見た目もそんなに悪くない。これは人によるか。
まぁでもコストパフォーマンスは非常に高い商品だと思います。通販サイトで人気があるのもうなずけます。
しかしたった1つだけ、残念なところがありました。(´・ω・`)
それはこの付属クリップです。
これを本体へ取り付けると簡易的に「クリップ付きライト」にすることができます。
ではこれをどこへ取り付けるかですが、
私が使用しているサドルバッグのエアロウェッジパック(TOPEAK)にはこのようにクリップホルダーというのが付いています。
TOPEAK(トピーク) エアロ ウェッジ パック(ストラップ マウント) M
狙って買ったわけではなかったのですが、ここへ着ければブラケット要らないし、見た目もスッキリでいいな!と思って使っていました。
ところがこのクリップ、
実はめちゃくちゃ外れやすいです。
クリップと本体はしっかり固定されるので、走行中に簡単に外れることはありません。
なんとクリップホルダーからそれごとスポッと抜けてしまうのです。
凹凸の少ない滑らかな路面であれば抜けませんが、
ちょっとした段差やガレたアスファルトを通った時の衝撃だと簡単に抜けます。
ひょっとするとこのクリップとウェッジパックの相性が悪いだけなのかも、
と最初は思いましたが、
amazonなどのレビューを見てみると衝撃で抜けるという内容が書かれていることもあり、
この運用には注意が必要です。
私はクリップで取り付けた後に、クリップの端を輪ゴムで縛って抜けないようにしていましたが、
とあるライドの折、縛り忘れてそのまま出てしまい、帰ってきたときに・・・
落としたー
(つд・)エーン
やってしまった。
気を付けていたのに。
どこで落としたんだろう。
寒くなってイヤーウォーマーを着けていたせいか、落ちる音なんて全く聞こえなかったぜ。
ということで、
もし「OMNI5」を使われている方がおられましたら是非とも気を付けてください。
購入を検討されている方もご注意ください。
これさえ気を付ければ、商品自体は良い物です。