京都おすすめコース/45km【京見峠~持越峠(ウラ)~江文峠】

京都おすすめコース【~50km編】のご紹介です。

上賀茂神社から出発し、京見峠~持越峠ウラ~江文峠で、上賀茂神社へ戻ってくるコースです。総距離44.7km。この短距離で峠3つ走破しつつ短時間で市街地へ戻ってこられるという、非常にお得なコース。モンスター級の峠はないので、お友達と一緒に楽しみながら走れます。



下記クリックで好きな項目へ移動

このコースで通る峠

京見峠
持越峠ウラ
江文峠

コース案内

注)当記事内における勾配表記は、一部を除いて筆者の体感によるものであり、実計測値ではございません。

スタート地点の上賀茂神社正面の赤鳥居
世界遺産・上賀茂神社、正面の鳥居前からスタートします。

ロータリー交差点から御園橋を渡り、直進します。
御園橋を渡ってすぐのところにローソンストア100、スーパーのFRESCOがあります。
水分補給や携帯食料の補給に活用されると良いでしょう。

突き当ったら左へ、信号2つ進み玄琢下信号を右へ、鷹峰へ向かって坂を登ります。

京見峠スタート地点の電光掲示板
鷹峰を越えて、ホテル然林房の脇道の坂へ入り進むと京見峠入り口の電光掲示板前です。

全体的にガレ気味で道幅が狭く決して道路状態が良いとは言い難い上に、車両の往来も多少あるのでお気楽には登板できません。
しかし、3.1kmとまずまずの距離、平均勾配7.1%・最大勾配約11%となかなか登り応えのある勾配、市街地からのアクセスも非常に良く、京都の自転車乗りには抜群の人気を誇ります。

タイムアタックも人気です。慣れてきたら是非挑戦してみてください。

京見峠ゴール地点の氷室分れ
京見峠ゴール地点の氷室分れです。
その名の通り、さらに奥へ上がっていけば氷室道へ通じています。
本コースでは左へ、杉坂側を下ります。

京見峠の杉坂側には「山のいえ はせがわ」という人気のレストランがあったり、名水と名高い山水を汲めるところがあったりと、表側と合わせて何かと人呼ぶ峠だったりします。

杉坂側は、表側の道幅の狭さとガレ具合にプラスして、山水が路面へ流れ出て常にウェットな状態をいたるところで作り出しています。
ブラインドになるコーナーもいくつかあるので、スピードの出し過ぎは絶対NG、ミラーをよく見て早め早めに判断して参りましょう。

杉坂のT字路。左は周山街道。右は持越峠。
京見峠杉坂側(ウラ側)を下り切ったところの杉坂のT字路です。
左へ行けば国道162号線、この辺で云うところの周山街道へと出られます。

右へ曲がり、持越峠を目指します。

持越峠入り口。まっすぐ進むと真弓集落。
右へ曲がると、持越峠入り口です。
左前方へそのまま進むと真弓の集落へと通じています。

持越峠の頂上
持越峠ウラ側は表側ほどのキツイ勾配はなく、距離も短く、交通量もほとんどないため比較的走りやすくササッと終わります。
ヘアピンコーナーのイン側でかなりの急勾配になりますが、アウト側をゆったりと回れば問題ありません。

持越峠を雲ヶ畑側へ下ってからはしばらくゆったり下り基調が続きます。
この区間は特にスピードが出がちですが、道幅が狭いところもあるので対向車には十分に注意してください。
Rの小さいコーナーは、たとえ2車線だとしても対向車はセンターライン付近、場合によってはラインを跨いで回ってくることもあるので、スピードに乗ってコーナーを膨らむと非常に危険です。

府道38号線との分岐点。まっすぐは市街地へ、左は鞍馬・貴船、大原方面。
府道38号線との分岐点です。
まっすぐ進めば市街地へ帰れます。
ここは左へ、38号を進んで大原方面を目指します。

重要な分岐点信号。左は鞍馬・貴船。右は市街地。まっすぐは大原。
クリーンセンター前の坂を登って下ってきたところの分岐点です。
ここは重要な分岐点です。

まず、右は曲がってすぐのところにローソンがあり、補給ポイントとして重要です。道なりに進むと京都産業大学前を通って市街地へ出られます。

左は鞍馬・貴船へと通じています。観光地としてはもちろんのこと、自転車乗りにとっては花背峠百井峠芹生峠などの人気峠へのアクセスポイントとして重要です。

正面は静原・大原方面へと通じています。その先は市街地へ戻ることもできますし、途中峠を越えて滋賀県へ、はたまた日本海を目指して北上し続けることもできます。

本コースでは正面へと進みます。

分岐点。正面は二ノ瀬トンネル、自転車は通行不可。大原へは右へ。
踏切を越えて少し先へ進んだところのT字路です。
正面奥のトンネルは二ノ瀬トンネルといい、車両が鞍馬・貴船へ向かうために近年開通された新しいトンネルです。
ちなみに、二ノ瀬トンネルは自転車は通行不可です。
自転車で鞍馬・貴船へ向かうには、先程の信号を北へ入って住宅地を抜けていくしかありません。

大原方面へはこのT字路を右です。

のどかな田園風景が広がる静原。
のどかな田園風景の静原を通過していきます。
この先のストレートは桜並木です。

静原小学校前信号。
静原小学校前の信号です。この辺りからゆるりと登り始め、江文峠を目指します。

江文峠は距離1.3km、平均勾配7.7%、最大勾配約10%と、”the入門峠”と言っていい、まさに初心者のために峠のなんたるかを教えてくれる良い峠だと思います。
市街地からのアクセスも悪くないので、積極的に挑戦して、自転車で峠を越えることの気持ちよさを是非感じてほしいです。

江文峠頂上
江文峠頂上です。
左側のフェンスに横断幕がかかっていること以外、特に目印がありません。
静原側から登ってくると頂上手前に金毘羅さんの大きな石碑があります。

ここから大原側への下りはキツイコーナーが3つあります。
前述の雲ヶ畑街道で指摘した危険がそのままここでもあてはまる上、こちらはそれ以上の明らかな下り勾配でさらにスピードが出ます。
終始2車線とはいえ、自分が走る側の車線内は絶対安全ではありません。

峠で本当に気を付けなければならないのは登坂後の下りである、江文峠はそれも教えてくれます。

里の駅大原。補給ポイント。
江文峠を下りきって少し進むといろいろ補給ポイントがあります。
まずはこの里の駅大原。
地産の野菜なども買うことができます。もちろんトイレもありますよ。

分岐点&補給ポイント。左はファミマ、途中峠、小浜。右は蕎麦屋、市街地へ。
里の駅大原から進んだところの分岐点、T字路です。
写真では見えませんが、左へ曲がってすぐのところにファミリーマート、
右へ曲がると蕎麦屋さんがあります。
この辺は補給ポイントとして何かと便利ですね。

本コースでは右へ曲がって市街地へ戻りますが、
左へ進むと途中峠を越えて滋賀県へ、さらにその先は日本海へと通じます。

さて、国道367号線を大原から市街地へ向かう場合は下り基調でスピードが出ます。
雲ヶ畑街道とは違いこちらはかなりの交通量ですのでそれなりに注意が必要です。

分岐点。信号右は岩倉、左はさらに市街地を南へ。
ゆるゆると道なりに下ってきて、目の前の高架をくぐると分岐点の信号です。
右へ曲がります。

分岐点。左へ曲がって宝ヶ池通へ。角にミニストップあり。
さらに分岐点の信号、ここを左へ曲がって宝ヶ池通を進みます。
ここの信号の北西角にはミニストップがあります。

宝ヶ池通をまっすぐ進み、国際会館前も通り過ぎ、突き当りに洋服屋の「Right on」が見えたら左へ曲がります。

深泥池
道なりに進んで坂を下ってきたところにある深泥池(みどろがいけ)です。
何かと物騒な噂話のある深泥池、良い子は暗くなる前に退散しましょう。

深泥池南端の分岐点。上賀茂神社へは正面の路地へ。
深泥池沿いにずーと進むと現われる分岐点です。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、ここは横断歩道のかかっている路地を進んでください。
あとは道なりになんとなく進めば上賀茂神社まで行けます。

上賀茂神社正面赤鳥居前
上賀茂神社まで戻ってきました。
これにて本コース完走です。お疲れ様でした。

走行データ

ルートデータ


・距離
   44.7km
・最大標高差
   332m
・平均斜度
   上り:4.6%
   下り:4.3%
・獲得標高
   766m

実走データ

京都おすすめコース/45km【京見峠~持越峠ウラ~江文峠】実走データ
※iPhoneアプリ「runtastic rood bike 無料版」を使用。
獲得標高データはあてになりません。




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