2017年11月12日、
京都市から亀岡市へ抜けながら紅葉を楽しもうツアー!
もちろん自転車で!
11月に入ってから急に朝晩冷え込みはじめ、一般的に紅葉が始まるとされている「8℃」を下回るようになってきました。
こりゃうかうかしていると結局行けず終いになりそう!
ということで、ちょっと早い気もしましたがせっかくとれたフリーの日に思い切って走りに出ることにしたのでした!
京都に住むようになって15年以上。
その辺のお寺まで紅葉見に行こーって自転車で出かけることはありましたが、
山の中まで紅葉狩りに、しかも自転車でっていうのは初めてです!!
ずっとやりたかったことがまた1つ叶ってよかったヨカッタv(。・ω・。)ィェィ♪
さてさて、
今回のコースですが、
このようにしてみました。
「紅葉ライド」と題しているものの、それを楽しめるのは前半部分だけという。
その後は、どうせ行くならまだ走ったことが無いところもついでに通っておきたいぜーの興味本位という。
ええ、そうです。
私、亀岡市はまだ走ったことがなかったのです。
それに見てください。
廻り田池から先へ行ったところ、南丹市のそれこそ南端で通る峠を。
そうです。
「紅葉峠」です。
今行かずしていつ行くというのでしょう。
四季美しい日本において紅葉の絶景スポットなんて数知れずです。
しかし峠そのものに“紅葉”と名がつくのはここだけです!
(筆者調べです。他にもあったらごめんなさい!)
さらにはこの峠がある山の名前が「紅葉山」ときました!
もう行くっきゃないっしょ。
もうちょっとコンパクトに紅葉を楽しむなら、越畑からは京北方面へ進み、
というルートになるでしょうな。
しかしながら、
紅葉シーズン真っ只中の高雄~御経坂峠なんてきっと混み混みでしょう。
えっ?自転車ならそんなの関係ないぢゃんって?
私ってば人混みがどうも苦手で。
紅葉ですよ、紅葉。
ワイワイガヤガヤ楽しむもんでもなかろーに。
小川のせせらぎとか、小鳥のさえずりとか、BGMはそんなんがいいんです。
後半の国道9号線ルートに「にぎやかなとこ通って帰ってるじゃねーか」というツッコミをいただきそうですね。
まぁ、後半はただただ未走路を通って帰るだけ、と割り切ってますからね。
メインの紅葉さえしっかり楽しめればOKってことよ!(☆`・ω・´)bグッ
さあ、まずは嵐山ですね。
といっても、六丁峠に向かうだけですから、渡月橋なんかは行きません。
地味な裏道を入って、一の鳥居から暗闇の異次元へ突入するだけさ。
と思いきや、
鳥居前の参道からいい雰囲気過ぎるーー!!
パシャリパシャリΣp[【◎】]ω・´)
今回は、フリーとはいえ制限時間は10~16時までの限定6時間!
距離だけ見れば、休憩を入れても十分回れそうな気がします。
しかし気がするだけです。
どーせこんな感じで写真撮りまくってなかなか先に進まないに決まっています。
一の鳥居も美しいです。
画像に写っている人たちは外国人観光客っぽかったですね。
最近の京都はどこもかしこも外国人だらけですね。
京都駅なんて、多分そこにいる人間の半分くらいは外国人だぜあれ。
とりあえず六丁峠を登りました。
峠直前が一番ヤバいですね。
かなりの急勾配で、脚をついてしまうと再発進がすごいしんどいですね。
嵯峨側は両サイドが樹木に覆われているので眺望はありません。
かといって紅葉が美しいかというと、全くそんなこともありません。
陰湿で険しい勾配の山道をただ登るだけです。
六丁峠の保津側です。
紅葉的にはまだ少し早かったかなー。
しかし美しい景色は相変わらずです。これだけでここへ来る価値があります。
この日の六丁峠付近は大勢のローディさんたちでにぎわっていました。
「あーヤベー!しんどーい!」とか言いながら楽しそうに登られているグループがいくつかありましたね。
それはそれはみなさん楽しそうに登られていましたよ。。。
六丁峠を満喫したら落合橋を渡って保津峡へと向かいます。
まだ1つ峠を越えただけなのに、当初の予定より大分遅れそうな予感が。
それもこれも全部写真撮影のせい。
まあしょうがないよ。久しぶりのライドだもん。
近いとはいえそう簡単に来られないし。撮れる時に撮っておかないとね。
落合橋を渡ってトンネルを抜けてすぐのところの景観。
保津川下りしてますね。
景色はいいかもしれないけど寒いんじゃないかなぁ。
もうちょっと暖かい時期に保津川下りしてみたいです。
保津峡駅を上から。
この辺も、もうちょっと紅葉が深まると山間が色とりどりに染まってキレイでしょうね。
しかしこれでも十分目の保養になります。
保津峡橋を通過し、神明峠を目指して登り始めます。
序盤は勾配もゆるく、こんな紅葉を見て楽しむ余裕もあります。
余談ですが、
私は紅葉というと真っ赤に染まりまくった状態よりも、その少し手前でまだちょっとオレンジとか黄色とか、ところどころ黄緑色が混じっているようなのが好きです。
水尾の柚子園を通過していきます。遊歩道があるんですね。
鮮やかに黄色く色づいた柚子園の景色というのもまた見物ですね。
11月というとちょうど黄色柚子の収穫時のようです。
図らずもいい時に来たもんです。
神明峠を登り終えて、少し先へ進んだところにある原神社です。
ここもまだ少し早いとはいえ、見事な紅葉でした。
しかもこの神社は狭い画角に灯篭・鳥居(奥の朱鳥居も)・祠が上手いこと収まって、こっち側からの写真が様になりますね。
そういえば今何時・・・
ふとスマホの時刻表示に目をやりますと、
!?
じゅ、・・・ 13時・・・?
16時まであと3時間・・・。
・・・
・・・
無理じゃない?
理由はいわずもがなですが、さてどうしよう。
この時点で『紅葉を満喫する』という本来の目的は半分果たされていました。
“半分”というのはもちろん一番の興味である「紅葉峠」がまだだからです。
いや、ホントに紅葉峠は行っておきたい。
でも行けば制限時間は守れない(と思う)。
一応紅葉はそこそこ楽しめた。
けどな・・・
・・・
・・・
・・・
と、いうことで、
とりあえず亀岡経由で帰るという当初の予定はそのままで、
一部ルートを変更してショートカットしつつできるだけ頑張って走って帰ることにしました。
断腸の思いで変更したルートです。
パッと見ではほとんど変わっていないように思えますが、
神明峠を越畑側へ下って、廻り田池のところから国道477号線ルートを切り替えてショートカットをしています。
これによってカットできた距離は、
73km → 68km
たったの5kmかよっ!!
しかもこの5kmはただの5kmではありません。
上述の「紅葉峠」を含んでいるのです。
まさかのまさか。
紅葉を楽しみに出たライドなのに、紅葉峠を回れないなんて。
踏んだり蹴ったりとはこういうことです。
非常に残念ですが、ここは致し方ありません。
たったの5kmとはいえ、しょっちゅう脚を止めて写真を撮りまくっていると30分くらいはあっという間に過ぎてしまうのです。
しかもネタは紅葉峠。
タイムオーバーは必至です。
しかしそれは避けねばなりません。大人の事情というやつで。
気を取り直して、廻り田池南端から国道477号線へルートをとって進みます。
実はこっちルートは途中のT字路までは進んだことがあったのですが、そこから亀岡側へは抜けたことがありませんでした。
いざ走ってみると、
ゆるやかな下りですごく気持ちいいですね!
景色もキレイです。
途中何度か写真を撮ろうとも思いましたが、さすがにもう「景色が良いから」ってだけで立ち止まる余裕はありません。
この道は調子に乗ってビュンビュンと飛ばしそうになりますが、自動車が来たら危なそうな道です。
道幅は決して広くはありません。
これは逆に亀岡側から来た場合は、ゆるいながらも結構な距離(5kmくらい)をひたすら登らされるのでなかなかしんどいかもしれません。
ようやく町の匂いがしそうなところまで戻ってきました。
ここからは複数ルートがありますが、とりあえず南下しながら国道9号線へ出られればひとまずOKです。
画像のコーナー左側に自販機があったので一服しました。
普段はコーヒーといったらブラックしか飲まない私ですが、この時はお砂糖入りをチョイス。
実はこれには理由があります。
なんと、
スタートしてからここまで、
神明峠で山水を数口飲んだだけで、
それ以外一切の水分補給&栄養補給をしていなかったのです!
やっぱり立命館大学衣笠キャンパスのところのファミリーマートでなんか買っておくべきでした。
この先何かしらあるだろうし、まだ買わなくても大丈夫だろうと思ってしまったのが間違いでした。
実際、自販機程度なら六丁峠手前にありましたが、
目にした自販機が反対車線側で、
なんかドリンクごときに向こう側まで渡るのもなーって思ったのと、
10時スタートのつもりがなんやかんやで10:40スタートになってしまい、
少しでも早く先に進みたいとどっかで焦りもあって。
そういうことで、やっと補給のための休憩をとることと相成りました。
「微糖かよっ!!」とつっこんでやってください。
涼しい時期だけにあまり汗をかかず、撮影のためにしょっちゅう脚を止めていたのでそれが良い休憩になっていたのかもしれません。
ここまでのルートスペックの割には消耗していなかったのが、休憩をここまで引っ張れた要因でしょうね。
お供のカロリーメイトは持参していたのでどっかで食べることもできたのですが、
飲み物なしでカロリーメイトってキツくない?
みなさんも、
このような「勝手な思い込み」というのが危険だということ、
そして、
予め立てた計画にできる限り沿って行動することの大切さに改めてご留意いただきたいです。
そこからはひたすら9号線を目指して南下します。
途中、水鳥の池みたいなところとか、紅葉がきれいな神社みたいなんとか、いろいろありましたが、
余裕でフル無っ視ingでした。
安全運転は心がけますが、スルーできるものは極力スルーして先を目指します。
どうでもいい話ですが、
上画像の「H商店街」が気になって一枚パシャリ。
Σp[【◎】]ω・´)
ここは国道9号線に出る直前ですが、ここから少し手前にも同じような看板があったんですよね。
しかしF商店街やG商店街の看板はありませんでした。
ま、ホントどうでもいいんですがね。。。
途中の9号線沿いのコンビニで揚げ物とパンとコーヒーを、実に作業的に味わうことなく咀嚼して詰め込み、またすぐ道へ戻ります。
ハンガーノックになんかなってしまったら、それこそ時間に間に合わなくなってしまいますからね。
とかなんとか言いながら、
時間的に追い込まれているこの状況下でちょっくら寄り道して老ノ坂峠を通ってみました。
事前の調べでここは短い峠だということは分かっていたので、あとあとのネタのために最低限の素材だけ収集して、さっさと9号へ戻ります。
断腸の思いで紅葉峠ルートをショートカットしたことと、できるだけ急いで頑張って走ってきたかいもあって少し余裕ができていました。
しかしこの老ノ坂峠で帳消しになりました。
いいんです。
これが有効活用というやつです。
老ノ坂トンネルを京都側から見た画像です。
京都側から亀岡側へはビクビクしながら左端へ寄って一気に抜けるしかありませんね。逆に亀岡側から京都側へは歩行者・自転車専用のトンネルのおかげで一安心ですね。
この部分だけに限らず国道9号線は非常に交通量が多いので、横断される場合は細心の注意を払いましょう。
おススメはいたしません。
さて、
その後は国道9号線をひたすら東へ東へと進みます。
ほどなくして信号が増え始めてストップ&ゴーが多くなり、時間も迫っているのでイライラと焦りが募ってきます。
時間に追われながら頑張って走るのですが、赤信号で水をさされて疲れてきます。
そんなこんなで、
五条堀川まで来たら左へ曲がって北上して、そのまま終点の上賀茂神社まで一直線にゴーーール。
はぁ〜、やっと着いたぜーε=(。・д・。)フー
いやいや、後半の無機質な堀川通がなかなか疲れたー。
それにしても、ちょっと早かった感は否めないけど紅葉綺麗だったなぁー。
自転車で走るだけでも気持ちいのに、あんなに遠いところまで行けてその上紅葉をたくさん楽しめて。
紅葉を抜きにしても、保津峡の景色もやっぱり良くて、空気もおいしかったし。
紅葉峠は行けなかったからいつか必ず行こう。
来年の紅葉ライドが今から楽しみだぜ(`・ω・´)b
って、
想いを馳せている場合ではなーい!(#゚Д゚)ナーイ!
オレんち上賀茂神社じゃねーぢゃん!
急いで帰らなければ!
なんやかんやありましたが、
帰宅時刻は16:01でした。
ま、
厳密には、
アウト
ですな。
投稿が遅くなってしまったので今年(2017年)はもう役立たずの記事になってしまいましたが、来年(2018年)以降のライドの参考にしていただければ幸いです。
京都〜亀岡 紅葉ライドin2017でした。
こちらは実走記録です。
やけに走行距離が短いと思ったら、途中老ノ坂峠へ入ったあたりからしばらくデータすっ飛んでました。
こんなふうに↓。
ここは間違いなく9号線をひた走っていました。
んー、どうも最後のアップデートからランタスティックの調子が良くないような気がします。
芹生峠から京北町へ出たときも携帯の電波が圏外状態から元に戻らなかったし。
まぁランタスティックが悪いのかどうかは分かりませんがね。
Stravaも試してみようかな。
コメント
H商店街、超地元です! その昔商店街加盟店のある通りの形がローマ字のH型だったのが由来らしいですが、、、名前の響きのせいで相当揉めたらしいです(そりゃそうですよね・・・。
今回キョージさんが通られた道も地元だけあってよく走りに行っております。特に神明峠は交通量の多い老ノ坂を避けて京都に抜けられる貴重な道ですのでよく利用させてもらっています。あのあたりは季節感も感じられて本当に絶景ですよね!
いてくまさん、こんにちは。
いつもありがとうございます!
H商店街ってそういうことだったんですね!
お知らせ頂きありがとうございます!思わず二度見しましたが、健康男子の証ってことで(笑
9号線は補給には困らないんですが、やっぱり走りやすさというとどうしても。
走り応えも景色の良さも、チャリ好きなら断然神明峠・六丁峠ですよね!